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なぜ投資で世界を変えるのか

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こんにちは、投資で少しずつ世界を変えていきたい、渚です。

この記事ではなぜ、こんな活動を始めたのか簡単にお話しします。

投資の手法や解説などは一切ありませんので、興味のない方はどうぞスキップなさってください。

 

もともと大学では経営学を専攻していました。それも経営心理学というややマイナーな専攻分野です。

なぜ経営心理学か・・・社員に好かれる社長になりたかった、でしょうか(失笑)

今思うと驚くほど雑な理由でしたが、勉強の内容は興味深く、今でも投資には少し役立っている気がします。心理学は投資に向き合う自分のマインドセットに役立ちますし、客観的に自分の状況を分析できます。

さて、大学4年生の僕はタイで社会貢献活動を行っている友人のところに遊びに行きました。

社会貢献をしようとなんて全然思っていなく、単にホテル代がもったいないので、友人宅に泊めてもらっていただけです。

詳細は省きますがその滞在中一人の経営者に出会いました。

その方は、会社経営をする傍ら、経済的に恵まれていない子供たち(エイズ孤児を含みます)の施設をボランティアで運営されている方でした。

知り合ったのも何かの縁かと思い、帰国後その施設に10,000円を寄付させていただきました。

すると2か月後、そんなことすっかり忘れていたころに、施設からお礼の手紙が届き、「あなたの寄付でこんなに文房具が買えました。」と写真付きのメッセージが届きました。

 

驚いたのは、律義に返事をくれたことではなく、その文房具の量でした。

 

僕にしてみれば10,000円で買えるものなんでたかが知れている、と思っていましたが、ノートやら色鉛筆やらそれはそれはすごい量で、子供たちは抱えきれない文房具を目の前に並べて写真に納まっていました。

今ほど100円ショップがそこらにある時代ではなかったので、文房具は文房具屋かコンビニで買うしかない僕にとって、これだけの金額でこんなに買えるのか、とカルチャーショックを受けたのを覚えています。

それからフェアトレードなども勉強し、原価5ドルで作られているN社のバスケットシューズとか驚愕の事実を目の前にして、自分に何ができるんだろう、と考えるようになりました。

断っておくと、別にブランド物が嫌いとか、マルクス経済主義に傾倒しているとかそういうことでは一切ありません。

でも、事実として、僕はもうかれこれ部屋着として13年目に突入したTシャツを着ています。毎日ではありませんが、ちゃんと洗濯しています。でも、全然へたってきません。ちなみにカンボジアで1ドルで買いました。

なんでこんなことになるのか、実は同じ工場の同じラインで某スポーツブランドのTシャツを作っているのです。そりゃしっかりした作りなわけです。

それがひとたびブランドマークが印刷されると、欧米諸国で1着5,000円で売れるのです。いやはや、資本主義ってすごいと思いました。

 

一方で、大学生の頃には経営者になりたかった僕ですが、突き詰めると経済的に豊かになりたい、という点に尽きるのかなと考えるようになりました。

ですので、学生の頃から投資はやっていました。メインは株取引で、大学の授業でも財務諸表は勉強していたので、かなり本格的に四季報などを読み込んで投資していたのを覚えています。

ですが、お金って正直なところ増えても増えても(と威張って書くほど利益は出ていませんでしたが)、欲ばっかり膨らんでしまうのです。

ゴールが見えないというか、100万円を目指して実際100万円たまったら満足するかというと、次は200万円貯めたくなってしまうのです。

お金を貯めることが目的になり、自分自身あまり精神衛生上よくない日々を過ごしていたのを覚えています。

不思議なことに、お金というものはなければないで不安になり、あればあるで減ることに恐怖を感じるもので、投資の世界からは一時退避することにしました。

でも、あの10,000円の衝撃は忘れられず、自分の給料から国内外の施設に寄付したりボランティア活動を行っていました。

特に子供たちの施設でボランティアをしたりスタッフと話していると、多くの子供たちが経済的に困難な現実に直面しているのがよくわかります。

子供たちというより世帯が貧困という現実です。6年程前に日本の子供たちの6~7人に1人が貧困状態相対的貧困)にあるという調査発表があって、それが投資の世界に再度挑戦するきっかけになりました。

そのころには僕も世帯があって、自由に動かせるお金が潤沢にあるわけでもない、支援活動に精を入れて自分が貧困になったら元も子もない、そういう状況の中、確実に助けになる手段は投資しかありませんでした。

そこで、自分の将来生活のために安全な運用、支援活動用にややリスキーな運用をすることとし、その割合を80:20で資産を割り振り、今に至る感じです。

貯めることではなく、お金を使うこと、生かすことに軸足を置いた投資ライフです。

以前も書きましたが、安全・安定的な運用としてはトラリピやループイフダンなどのFX連続注文で年間15%程度の利益を得ています。

ややリスキーな運用としては、日経225先物(リスキーというかボラティリティが高く、資産額の変動が激しい)、を採用しています。

日経225先物は年利で60%程度を目標にしています。

3つもやっていると、資金管理も大変で、一日中相場に張り付いていなければならないので、常に手を抜く方法を模索しています。

決して手抜き投資というわけではなく、手を抜くことに一生懸命努力しているのです。